かずさの森通信
かずさの森通信2005年4月号
今年の春はゆっくりと訪れました。 4月の花暦。 1、マメザクラの開花。小さな濃いピンクの花は見事。大木にはならないがソメイヨシノより1週間前に、春の先陣を切って咲きます。この周辺はマメザクラの自生が多く、枯れた色の中良く目立ちます。 2、タチツボスミレ。小さい花だがよくめだち、紫色の絨毯を敷いたよう。スミレ科。 3、コケリンドウ。紫色のコケのような小さな2年草。リンドウ科。 4、キジムシロ。丸く広がった株を、キジの座るムシロに見たてたもの。バラ科。 5、ヤブレガサ。白い薄毛があって、若い時は山菜。キク科。 6、タラノキ。山菜の王様。天ぷらにしたら最高。ウコギ科。 7、ヤマルリソウ。淡青紫色の小さな花が可憐。湿ったところに生えてる。ムラサキ科。 8、キケマン。茎や葉を傷つけると悪臭がする。ケシ科。 9、カタクリ。淡いピンクの花をつける。ユリ科。 10、ヤマユリの若芽。6,7月頃、強い芳香を伴って白い大輪が咲きます。ユリ科。 春は一斉に花が咲いて山にいるのが楽しい。虫や鳥の活発で目新しい発見の連続。 ワラビ、コゴミ、モミジガサなどの山菜をつむのも楽しい。(4/23〜24、山菜つみ体験募集中) 春の山は、ヤマザクラの花見だけでなく、広葉樹の芽吹きも色々あって楽しい。 今年はかずさの森の生態園の中に、有機野菜園を開設します。泊まりの方に食べたりしていただきます。(体験募集中) |